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2003-08-11 ArtNo.31731
◆ＨＰＣＬ、航空燃料ビジネスでシェブロンと戦略提携
【ムンバイ】国営Hindustan Petroleum Corporation (HPCL)は、民間部門との競争が過熱する中で、国際石油メジャー、ChevronTexacoと、航空タービン燃料(ATF)領域における戦略提携を結んだ。
ビジネス・スタンダードが8月8日報じたところによると、両社の合意の下、ChevronTexaco Global Aviationは関係インフラのアップグレードや人材訓練を支援する。ＨＰＣＬはＡＴＦ供給事業を戦略ビジネス・ユニットに格上げ、同ビジネスに照準を合わせる。
ＨＰＣＬは、シェブロンテキサコとの提携により、より多くの国際航空会社がインドに乗り入れるものと期待している。ＨＰＣＬは、Mumbai／New Delhi／Belgaum／Bhuj／Kochi／Calicut／Chennai／Jablapur／Rajahmundryの各空港に国内及び国際線航空機の需要に応じる10給油施設を擁する。ＨＰＣＬの顧客名簿には、Air India／Indian Airlines／Alliance Air／Jet Airways／Delta Airlines／Iran Airways／Kenya Airways／Indian Air Force等が名を連ねている。
一方、シェブロンテキサコは、ＨＰＣＬの34％の政府持分に対する入札意向書(EOI:expression of interest)を提出した。
昨年関係ラインセンスを取得した民間のRelianceグループは、ＡＴＦビジネスに乗り出す準備を整えている。同社はHyderabadやBangalore等の主要空港に独自の給油施設を設けるとともに、今後建設される新空港にも同様の施設を設ける計画だ。
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