2003-08-11 ArtNo.31729
◆Sterlite、アルミ精錬能力拡張計画に対する州政府の支持獲得
【ライプル】チャッティースガル州政府は、Sterliteグループがアルミニウムの年間精練能力を11万トンから40万トンに拡大するのに必要な便宜を提供することを約束した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月7日伝えたところによると、Sterliteグループは、チャッティースガル工業開発公社(CIDC:Chhattisgarh Industrial Development Corporation)と関係覚書を交換した。拡張計画には、ボーキサイト採掘施設の拡張と600MW(メガワット)の発電施設の建設が含まれ、投資額は6000クロー(US$13.03億)にのぼる。
チャッティースガル州には9600万トンのボーキサイト資源が存在し、複数のボーキサイト鉱区ブロックが既にSterliteグループに配分されている。Sterliteは2年前にチャッティースガル州拠点のBharat Aluminium Co(BALCO)の74%の中央政府持分を551クロー(US$1.197億)で買収したが、同州のAjit Jogi首席大臣がこれに反対した経緯がある。残りの26%は中央政府が依然保持している。しかし州政府は、今やSterliteグループに全面的に協力する姿勢を示しており、両者の新たな協力関係が樹立されたようだ。
Sterliteグループは、600MW発電施設に必要な石炭の供給を確保するため、目下South Eastern Coalfields Ltd (SECL)と交渉を進めている。
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