2003-08-11 ArtNo.31728
◆チャッティースガル州の鉱物資源開発に内外の投資家が関心
【ライプル】チャッティースガル州政府の新鉱物資源政策に励まされ、内外の企業が同州における鉱物資源の開発に関心を示している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月8日チャッティースガル州政府のP. Raghavan次長(鉱物資源担当)の言として伝えたところによると、同州の埋蔵資源には石炭約3500万トン、鉄鉱約23億3600万トン、石灰石35億8000万トン、白雲石6億600万トン、ボーキサイト9600万トン、錫石2000万トンが含まれる。これまでに国際企業8社がダイアモンド/卑金属/金鉱山の予備調査許可を申請している。
州政府はダイヤモンド鉱区8ブロックの探査ライセンスの入札を募集したが、これらの鉱区の開発がスタートすれば、チャッティースガル州は世界の経済的ダイアモンド鉱山22グループのトップにランクされるものと見られる。
新鉱物資源政策は、投資家にフレンドリーなビジネス環境を醸成しており、同州鉱業部門への民間部門の参画には大きな成長の潜在性が存在する。例えば、同州の石炭資源を利用するなら5万MWの電力の供給が可能なことから、チャッティースガル州を全国の電力ハブにする計画が進められている。National Thermal Power Corporation(NTPC)はSipatに2640MW、Korbaに600MWの発電施設を設ける計画に着手した。グジャラート州政府もKorbaに500MWの発電所を設ける計画で、この他、7州が同州に発電施設を設けることに関心を見せている。また民間企業4社が合計1500MWの発電プロジェクト覚書に調印したと言う。
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