2003-08-06 ArtNo.31706
◆TVSエレクトロニクス、契約製造ビジネス進出目指す
【チェンナイ】TVS Electronics Ltd (TVSE)は、トップラインを押し上げる原動力として電子製造サービス(EMS)もしくは契約製造ビジネスに進出する。
ビジネス・スタンダードが7月31日報じたところによると、TVSEのGopal Srinivasan取締役は、2003年第2四半期(4-6月)の業績発表会の席上、以上の計画を明らかにした。それによると、TVSEは2005年12月までにEMSが営業額の33%近くに達するものと予想している。EMSは目下同社トップ・ラインの20%に貢献している。今年12月期の年商は昨年の210クローから250クロー(US$5431万)に拡大する見通しだ。
製品・ソリューション・ビジネスに関しては、POS(point of sale)端末/ドット・マトリクス・プリンター/無停電電源装置(UPS)が牽引役を務めるものと見られる。同社のドット・マトリクス・プリンターは2003年第2四半期(4-6月)に38%の市場シェアを獲得した。
これまでに2件の主要なEMS契約を獲得。その1つはマハラシュトラ州のケーブルTV統括業者(MSO:Multiple Systems Operators)、Pacenetから受注したセット・トップ・ボックス製造契約、もう1つは国際ブランドのハイエンド医療サーキッド・ボードの製造に関わる契約で、前者の契約額は10クロー(US$217万)にのぼると言う。
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