SEAnews 2003-08-06 ArtNo.31704

【プネー】Bajaj Auto (BAL)は、同社が手がけるモーターサイクル・セグメント全てにおけるナンバー・ワンの座を目指す戦略に基づき、今年12月までにエグゼクティブ・セグメントのモーターサイクル新モデルを発売する。
エコノミック・タイムズが8月1日伝えたところによるとＢＡＬのRahul Bajaj会長は、最近催された年次総会の席上、以上の計画を明らかにした。ＢＡＬはエントリー・レベルとプレミアム・セグメントではリーダーシップを握っているが、エグゼクティブ・セグメントにおける市場シェアは13％に過ぎない。BALはまた新技術を導入したプレミアム・モデルPulsarの新バージョンを近く発売する。同技術はスクーターにも応用できる。
スクーターに関しては目下5モデルの開発を進めており、来年1月にニューデリーで催される“Auto Expo”会場で内2モデルを披露、今会計年度第4四半期中に1モデルを発売する。
ＢＡＬは、積載能力を強化した貨物三輪車G 1000を、同カテゴリーのリーダー、Piaggioに対抗し、このほど発売した。マハラシュトラ州Aurangabad近郊に設けたWaluj工場における三輪車の製造能力は、今会計年度中にデボトルネッキングを通じて月間2万台に拡大される。G 1000は月間1500台の販売が目指されている。ＢＡＬは6人乗り乗用三輪車カテゴリーにまだプレゼンスを築いていないが、同市場参入の機会も探っている。
今会計年度、ＢＡＬは設備能力の拡張に98クロー(US$2129万)を投資する計画と言う。