【ニューデリー】国会上院は『2003年インド空港局修正法案(Airports Authority of IndiaBill 2003)』を通過した。これによりカルナタカ州Bangaloreとアンドラプラデシュ州Hyderabadにおける空港計画が蘇生する他、Delhiとマハラシュトラ州Mumbaiの空港民営化計画にも弾みがつくものと見られる。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月29日報じたところによると、新修正法案は、政府が空港を民間部門にリースすることを可能にする。これまではインド航空局(AAI:Airport Authority of India)にのみ空港の建設と経営が認められていた。インド政府とケララ州政府のイニシアチブにより、ケララ州Kochiに民間が経営する空港が建設されたものの、法的裏付はなかった。今や法的裏付けも整ったことから銀行も積極的にこの種のプロジェクトに融資するものと見られ、バンガロールとハイデラバードの空港計画が加速するものと予想される。