SEAnews 2003-08-01 ArtNo.31674

【ハイデラバード】Honda Siel Cars India Ltd(HSCIL)は、今会計年度末までに高級乗用車(luxury car)市場におけるシェアを昨年の16％から20％に引き上げることを目指している。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダードが7月29日報じたところによれば、HSCILのNeeraj Garg重役(ｱｼｽﾀﾝﾄGM)は、Honda Accord新モデルのお披露目記者会の席上、以上の目標を明らかにした。それによるとHonda Accord新バージョンやスポーツ・ユーティリティー、Honda CR-Vの市場投入により、以上の目標を達成できる。今会計年度の残された期間にこれら2モデル各1000台を販売する。またHonda Cityは今年通年で1万8000台の販売を見込んでおり、2006－07年までに高級車市場シェアを35％に拡大、同市場ナンバー・ワンの座を目指す。
今年第1四半期に出現したポジティブなトレンドからすれば、いわゆるＤセグメントと称される高級車の市場規模は、今年末までに昨年の8万5000台から10万台に拡大するものと見られる。同社は昨年CitiとAccord合計1万3300台を販売したが、今年は2万台の販売を目指している
2.4リッターI-VTECエンジンを搭載した第7世代のHonda Accordは、マニュアル変速バージョンが170万3800ルピー、自動変速バージョンが178万4104ルピーで発売される。同社は3リッターのAccord V6バージョンの発売も検討している。Accordは、CR-Vと共に、スズキGrand Vitaraや三菱Pajeroと競争することになる。CR-Vは2004年1月までに発売される。目下Citiの地元部品使用率は75％、Accordは24％だが、同社はAccordの同比率を35％に引き上げる計画と言う。