2003-07-30 ArtNo.31660
◆RIL、カルナタカ州発電事業へのガス納入契約獲得目指す
【ニューデリー】東海岸沖合で大型ガス田を発見したReliance Industries Ltd(RIL)は、今年10月には、Oil and Natural Gas Corp(ONGC)、Indian Oil Corp(IOC)、Gas Authority of India Ltd(GAIL)等とともに、カルナタカ州における1400MW(メガワット)発電所に対するガス納入入札に参加するが、同入札はガス市場におけるRILの競争力を占うリトマス試験紙になりそうだ。
インディアン・エクスプレスが7月28日、業界筋の言として報じたところによると、RILはKarnataka Power Corp Ltd(KPCL)がBidadiに設ける1400MW(2X700 mw)複合サイクル発電所に、Krishna海盆深海D6鉱区から日量700万標準立米のガスを供給することを提案した。KPCLは先月、カルナタカ州の州都Bangaloreから約30キロの当該発電施設に対する天然ガスもしくは再ガス化された液化天然ガス(LNG)供給の入札を募集した。
これに対してONGCとGailは、近く建設されるグジャッラート州DahejのLNG Import Plantから、IOC-BPコンソーシアムはアンドラプラデシュ州KakinadaのLNG Import Terminalから、Bharat Petroleum Corp Ltd (BPCL)はDahejから、それぞれ再ガス化LNGを供給することを提案していると言う。
|