2003-07-30 ArtNo.31659
◆Sajjan Jindal氏、持ち株会社設立、Jisco/JVSLの合併も検討
【ムンバイ】Sajjan Jindal Groupは持ち株会社Jindal South Westを設立するとともに、Jindal Iron & Steel Company (Jisco)とJindal Vijaynagar Steel Ltd (JVSL)を合併する可能性を検討している。
ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズが7月28日伝えたところによると、Sajjan Jindal会長兼MDはこのほど以上の計画を語った。それによると、Jindal South WestはTata Sonsをモデルとし、ファミリー・メンバーが等しく出資することになる。Jindal South Westと言う社名は、Sajjan Jindal氏のグループ企業がインドの西部と南部を拠点にしていることに由来する。これに伴いJisco傘下の全ての投資会社-Sun Investments/Gagan Trading Company/Vrindavan Services等-はJindal South Westの下に統合され、Jiscoは中核とする鉄鋼ビジネスに集中する。グループは昨年、資本金約100万ルピーでJindal South Westを設立した。
第2段階では、JiscoとJVSLが合併され、熱間圧延コイルから亜鉛鍍金鋼まで幅広い製品を手がける年商4000クロー(US$8.689億)以上の総合鉄鋼会社が誕生する。同合併は約1年後に着手される。
グループは、RSM & Coを再編計画の顧問に指名した。しかし計画は机上における設計段階を出ておらず、最終方針はまだ決まっていないと言う。
ちなみにSajjan Jindal Groupは、族長O P Jindal氏の子息らに率いられるJindalグループに属している。例えばJindal StripsとJindal StainlessはRatan Jindal氏、Jindal Steel & PowerはNaveen氏、Jindal Saw PipesはPrithvi Raj Jindal氏がそれぞれ管理、これら兄弟はO P Jindal Group企業に等しく出資している。
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