2003-07-30 ArtNo.31653
◆法人通話機器市場、2008年にはUS$3.5億に成長
【チェンナイ】インドの法人音声通信機器市場(enterprise voice equipment market)は2002年の1億1240万米ドルから2008年の3億4950万米ドルに、17%の複合年間成長率(CAGR:compounded annual growth rate)をマークする見通しだ。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレスが7月28/29日、国際コンサルタント会社Frost & Sullivanの最新レポートを引用し伝えたところによると、人口100人当たりの電話普及率を現在の2.86台から3年内に7台に拡大するとすれば、従来型電話システムの需要もこの間に大幅に拡大する。
またインドをコール・センターのアウトソーシング基地にすることが目指されているため、IP(Internet Protocol)音声/データ通信プレーヤーのインドに対する関心も高まっている。
従来型の構内交換機(PBX:private branch exchange)やボタン電話(KTS:key telephone systems)から最先端のIP電話に至るまで、これほどの需要の伸びをオファーする市場は他に存在しない。
Tata Telecomは2002年には法人通話機市場の29.2%のシェアを握り、マーケット・リーダーの座を占めたと言う。
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