|
2003-07-30 ArtNo.31652
◆Nasscom、第１四半期の好調に関わらず、今年の成長見通し維持
【ニューデリー】地元の情報技術(IT)大手が2003－04年第1四半期に好調な業績をマーク、今年通年の見通しを上方修正しているにも関わらず、ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Service Companies)は、今年通年のソフトウェア輸出が昨年比26～28％増の120億米ドルに達するとの見通しを変えていない。
デカン・ヘラルドが7月28日伝えたところによると、InfosysとSatyamは、今年第1四半期に自身の予測を上回る好業績を達成、2003－04年通年の予測を上方修正した。Wiproの第1四半期業績は決して良好とは言えなかったものの、同社も残る3四半期の業績改善に自信を表明している。
しかしNasscomのKiran Karnik会頭は、「もしＩＴ大手の第1四半期の業績が何らかの兆候を示すものとするなら、Nasscomの26～28％の成長目標のトップ・エンドが実現される可能性が高まったと言うことだろう」とし、Nasscomには現状で直ちに成長目標を修正する考えのないことを明らかにした。
|