【ニューデリー】大蔵省歳入局はロシアとイランから輸入される硝酸アンモニウムにトン当たり陸揚げ価格148.58-183.08米ドルの最低固定価格を設定した。
エコノミック・タイムズが7月24日伝えたところによると、このことは、輸入価格がトン当たり119米ドルを下回る液状硝酸アンモニウムと同147米ドルを下回る低密度顆粒状硝酸アンモニウムには、25%の基本関税以外に反ダンピング税が課されることを意味する。
歳入局は、商工省傘下の反ダンピング税・関連税総局(DGAD:Directorate General of anti-dumping and allied duties)が4月7日に提出した初歩的調査結果に基づき以上の方針を決めたもので、7月14日付けで関係通達を行った。DGADは、Gujarat Narmada Valley Fertilisers Company Ltd (GNFC)、National Fertilisers Ltd (NFL)、Deepak Fertilisers and Petrochemicals Corporation Ltd(DFPCL)の訴えに基づきロシア/イラン産硝酸アンモニウムに対する反ダンピング調査を行った。