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	2003-07-28 ArtNo.31637 
	◆英国BPO会社Xansa、チェンナイ・センター開所 
	【チェンナイ】英国拠点の年商8億米ドルのビジネス・プロセス/情報技術(IT)サービス会社Xansa Plcは、2004年3月末までに160クロー(US$3475万)を投じタミールナド州Chennai/マハラシュトラ州Pune/ウッタルプラデシュ州Noidaに3つのソフトウェア開発センターを設け、インド勤務スタッフの総従業員数に占める比率を現在の20%から数年内に40~50%に拡大する計画だ。 
  インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが7月25日伝えたところによると、Xansa PlcのAlistair Cox重役(CEO)はチェンナイに設けた新ソフトウェア開発センターで23日記者会見し以上の計画を語った。それによると同社の総従業員数は6000人以上で、その4分の1がDelhi、ノイダ、チェンナイ、プネーに勤務している。 
  チェンナイ市から25キロのSiruseriに設けられた新センターは、この日J. Jayalalithaa首席大臣の主宰で開所式が催された。タミールナド州のITコリドーと称されるOld Mahabalipuramロードに面したSIPCOT IT Park内に位置する総面積27.36エーカーの新ソフトウェア・キャンパス兼デベロプメント・センターは6000人を収容でき、当面240人のスタッフでスタートするが、短期間に650人に増員される。 
  チェンナイ・センターはインドにおける3センター設置計画のスタートを成すもので、2004年3月末までの第1期計画期間に、別にプネーに17エーカー、ノイダに1.5エーカーのセンターが設けられる。これら3センターには同時に1万人を収容できるが、複数シフトが導入されるため、実際に勤務するスタッフの数は最終的に1万人を遙かに上回ることになる。 
  インド業務は同社世界業務の成功と成長の要を成し、トップ・ラインとボトム・ラインの双方に大きく貢献する見通しだ。インドはITプレーヤーにとって欠かすことの出来ない競争力の源泉となっており、同社もインドに対する投資を継続する方針だ。インドのセンターでは主に製品開発と研究開発業務が手がけられる。 
  XansaのSaurabh Srivastava会長は席上、インドにおける企業買収を進める用意が有るとする一方、具体的な内容に触れるのは時期尚早と語った。同氏によると目下、Xansaのビジネス・プロセス・マネージメントの約80%がインドで手がけられており、約220人のスタッフがビジネス・プロセズ・アウトソーシング(BPO)業務に従事していると言う。 
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