2003-07-25 ArtNo.31632
◆ジャムシェドプル小規模企業、コンポーネント輸出の拡大目指す
【ジャムシェドプル】ジャールカンド州Jamshedpur拠点の小規模エンジニアリング会社は、工学品輸出振興委員会(EEPC:Engineering Export Promotion Council)の支援下に、設備の近代化を図るとともに、Adityapur工業区からの無商標カテゴリーのコンポーネントや製品輸出の拡大を目指している。
ビジネス・スタンダードが7月19日報じたところによると、EEPCメンバーと、中国/ベトナム/ドイツ/南アフリカ/エチオピア等のバイヤーから成るチームが8月半ばにAdityapur工業区を訪れ、同地域で製造される製品や同地区を拠点にする企業の潜在性を調査する。アディトヤプル小規模産業協会(ASIA:Adityapur Small Industries Association)傘下の企業は昨年は全製品の僅か8%を輸出したにとどまった。ASIAのGurudas Ray副会頭によると、EEPCはASIAメンバーの輸出拡大を援助し、ガイドを務める。EEPCと外国バイヤー・チームの訪問はその第一歩で、同チームはジャムシェドプル工業ベルトを拠点にする小企業652社の輸出潜在性を実地調査する。
ASIAのメンバーはアディトヤプル工業区開発局(AIADA:Adityapur Industrial Area Development Authority)の傘下に属し、Tata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)やTata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)にその製品やコンポーネントを納入している。ASIAメンバーにはISO認定を得たものも複数存在する。主要製品には鍛造品と関連する消耗品、鋳造品、自動車コンポーネントが含まれ、これらの製品の輸出促進に照準が合わされる。中国、南アフリカ、ベトナム、ドイツ、エチオピアにはこの種の製品に対する潜在需要が存在する。
AIADAとASIAは、小規模産業省傘下の小規模産業サービス研究所(SISI:Small Industries Service Institute)にも支援を求めていると言う。
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