2003-07-25 ArtNo.31621
◆第1四半期のインフラ産業指数成長率4.1%に鈍化
【ニューデリー】今年第1四半期(2003/4-6)のインフラストラクチャー産業指数の伸びは、石油精製及び原油生産の不振に祟られ、4.1%と昨年同期の6.2%に比べ顕著な鈍化を見た。今年6月のインフラ産業指数の伸びも4.7%と、昨年同月の7%を大幅に下回った。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが7月23日報じたところによると、第1四半期の原油生産は昨年同期の816万6000トンから799万5000トンに2.1%(+7.2%)ダウン、同期の石油精製量は2574万6000トンから2664万2000トンに3.5%(+6.3%)増加したにとどまった(括弧内は昨年同期の数字、以下同様)。以下石炭3.7%(6.5%)、電力4%(3.6%)、セメント4.9%(8.1%)、鉄鋼完成品7.5%(9.2%)と、電力生産を除き、何れも昨年同期の伸びを下回った。
今年6月のインフラ産業各部門の成長率は、原油1.1%(9.9%)、石油精製4.6%(2.6%)、石炭4.5%(10.3%)、電力4.8%(3.8%)、セメント9.5%(4.2%)、鉄鋼完成品4.6%(12.0%)と、原油、石炭、鉄鋼完成品の成長鈍化が目立った。
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