2003-07-21 ArtNo.31604
◆今年第1四半期の輸出成長率13-14%:DGFT
【ニューデリー】今年第1四半期(2003/4-6)の商品輸出は、繊維、基礎化学品、工学製品、宝飾品等の部門の目覚ましいパフォーマンスに支えられ、健全な13-14%の成長を記録したものと見られる。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレスが7月18/19日報じたところによると、L Mansingh外国貿易総監(DGFT:Director General of Foreign Trade)は17日、インド輸出機関連盟(FIEO:Federation of Indian Exporters Organisation)が主催したセミナーの会場で、以上の見通しを語った。それによるとインドの輸出は健全な成長を遂げる兆候を見せており、2007年よりかなり前に世界輸出貿易全体の1%を占める可能性が高まった。こうした見通しはDGFTの日々の追跡調査に基づくものだが、暫定数字はまだ発表されていない。プランテーション部門を除き、全般に良好なパフォーマンスを見せており、一部の部門の成長率は20~27%に達している。
昨年(2002-03)の輸出成長率はこれ以前に発表された暫定数字の18%から19.18%に上方修正された。これは12%の目標成長率を遙かに上回っている。昨年の輸出額は前年の438億米ドルから522億米ドルに拡大した。対米輸出は20%の成長を見、米国は最大市場の座を維持したが、中国が鼻の差で続いている。
とは言え今年の成長率は、20%近い成長を遂げた昨年の数字がベースに成ることを配慮する必要があると言う。
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