【ニューデリー】インドのアルミニウム産業は年率8%近い成長を遂げる態勢を整えており、各社は拡大する需要に応じるためそれぞれ設備能力の拡張に乗り出している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月17日伝えたところによると、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)が16日主催した冶金産業セミナーの席上、鉱業省のC.D. Arha次官は以上の見通しを語った。それによると、設備能力の拡大は、国営National Aluminium Company Ltd (Nalco)や最近民営化されたBharat Aluminium Company Ltd (Balco)等により既存設備の拡張計画として手がけられる。この他、国内第2のアルミニウム生産者Hindustan Aluminium Company Ltd(Hindalco)も設備拡張を図っている。
プラントや機械のデザイン及びエンジニアリングに関しては技術格差が存在するため、プロセス・ノーハウやデザイン専門家と機器メーカーは緊密に協力し、地元冶金産業に最先端の技術を導入する必要があると言う。