SEAnews 2003-07-21 ArtNo.31598

【ニューデリー】Hyundai Motor India(HMI)は、2億米ドルを投じて年間生産能力を25万台に10万台ほど拡張するとともに、プレミアム・ハッチバック・カー“Getz”や高級スポーツ・ユーティリティー車“Terraccan”等、新モデルをインドに紹介する計画だ。
エコノミック・タイムズが7月18日伝えたところによると、ＨＭＩのJae II Kim重役(MD)はこのほどＰＴＩ通信に以上の消息を語った。それによると、拡張工事は既にスタートしており、2004年末までに完成する。新規投資は内部資金で賄い、累積投資額は9億米ドルに達する。公募の可能性は検討しているが、現状では資金調達面でも、組織面でもその必要はないと見ている。年産25万台からさらに拡張を行う際に、あるいは一部の資金を外部から調達する可能性がある。
Terraccanは来月初に発売、価格は180万～190万ルピーに設定される。同モデルは韓国から完成車が輸入される。Terraccanの発売は当初の計画より遅れたが、これはターボ・ディーゼル・エンジンに代え、コモン・レール・ディーゼル(CRDi:Common Rail Diesel Injection)エンジンを採用する方針を決めたため。これはインド市場に最先端技術を紹介する方針に基づいていると言う。