2003-07-18 ArtNo.31585
◆LG、サブ・ブランド設けAC市場シェア拡大目指す
【コルカタ】LG Electronics India Ltd(LGEIL)は、インド・エアコン市場におけるシェアを一層拡大する狙いからサブ・ブランド戦略を採用、2004年初から新戦略に基づく一連の販促キャンペーンを展開する。
インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが7月15日報じたところによると、LGEILの広告代理を務めるLoweが新戦略に基づく広告活動の準備を進めている。LGEILエアコン部門のSalil Kapoor主任によると、既に6年間にわたり同社の広告代理を務めているLoweは、2004年1月から新戦略に基づく販促キャンペーンを開始する方針だ。
LGEILは目下、全てのエアコン・レーンジをカバーする“Plasma Gold”商標を用いているが、新戦略の下、プレミアム、ミドル、ロー・エンド市場をそれぞれカバーする3つのサブ・ブランドが設けられる。その実、LGEILはプレミアム・カテゴリーには“Whisen”ブランドの製品を既に投入している。
LGEILはヒマチャルプラデシュ州Baddiに設けた工場のエアコン年産能力を現在の30万ユニットから40万ユニットに拡張する計画で、拡張計画のコストは10~15クロー(US$217万-326万)と見積もられる。LGはウッタルプラデシュ州Greater Noidaの工場でもエアコンを製造している。
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