【ニューデリー】今年6月の二輪車販売はモーターサイクルの伸び鈍化に関わらず、スクーター部門の復調に助けられ、41万9396台と、昨年同月の39万4324台を6.35%上回った。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが7月16日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の発表を引用し伝えたところによると、スクーター及びスクータレットの販売は、Honda Motorcycle and Scooter IndiaやKinetic Engineering等の新世代のメーカーの健闘により、昨年同月の6万4718台から6万8801台に6.30%の成長を見た。
モーターサイクルの販売台数は32万3873台と、昨年同月の29万7504台に比べ8.86%の成長を見たが、成長速度は顕著に鈍化した。トップ3社、Hero Honda/Bajaj Auto/TVSは、それぞれ穏やかな成長を記録。またLMLは最近発売した新モデルの好調な売れ行きに牽引され、昨年同月比600%増の1万678台を販売した。しかしYamaha Motor Indiaは昨年同月比66%減の9687台、Kinetic Engineeringは同14.52%減の3075台、ハイパワー・バイクの販売を手がけるRoyal Enfieldは同14.9%減の1860台にとどまり、Majestic Autoは1328台を販売した。
モーペッドの6月の販売台数は昨年同月の3万2102台に比べ16.7%減の2万6722台にとどまった。