2003-07-18 ArtNo.31579
◆Hygrade Pellets社、発電施設建設計画の決定見送り
【ヴィサカパトナム】アンドラプラデシュ州Visakhapatnam拠点のHygrade Pellets Limited (HPL)は、エネルギー需要を満たすため25MW(メガワット)のキャプティブ石炭火力発電施設を増設する計画の実行を暫時見送った。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月16日伝えたところによると、HPLは、環境保護論者やその他のグループの強い反対が生じたことから延期を決めた。HPLのK.V Rao重役(MD)は、アンドラプラデシュ汚染局(AP Pollution Board)が15日主催した公聴会の席上、エコフレンドリーな先端的ボイラーを据え付け、インドネシアもしくはオーストラリアからハイ・カロリーの石炭を輸入するため、排出されるアッシュは極めて少なく、環境汚染の恐れはないと指摘した。同氏によると、流動層燃焼(fluidized-bed combustion)技術を用い、燃料は効率的、且つエコフレンドリーな方式により燃焼させられる。同発電プラントでは1日330トンの輸入石炭が消費され、Andhra Cements Limitedがアッシュ10トンを全量引き取ることになっている。排泄される灰燼が許容限度を超えたり、電気集塵装置(electrostatic precipitators)が適切に機能しない際は、発電所は稼働を停止すると言う。
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