【チェンナイ】三洋電機は今年10月もしくは11月の国際市場における発売と同時に映画館向けプロジェクター新モデルをインド市場にも紹介する計画だ。
ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月12日報じたところによると、タミールナド州Chennai拠点のサンヨー視聴覚製品のマスター・ディストリビューター“Office 2000”が11日催したコンセプト・センターの開所式の席上、三洋電機プロジェクター・ビジネス・ユニットのオカジマ・クニヒロ上級社員とSanyo Sales and Marketing Corporationのタカガキ・シンヤ・マネージャーは、以上の計画を明らかにした。それによると、日本以外では中国とインドがターゲットにされており、両国市場におけるこの種の製品に対する需要は大きい。インド国内には4万8000の映画館が存在する。同社は映画館の他、法人、政府機関、教育機関をターゲットに新製品をマーケッティングする。三洋はまたホーム・シアター機器の販売も計画している。デジタル・シネマ市場は米国、中国、日本で成長しつつあり、インド市場の潜在性も大きい。
Office 2000のAzharuddin取締役によると、コンセプト・センターは、法人や一般消費者向け視聴覚機器技術のショーケースの役割を務める。同様のセンターをアンドラプラデシュ州Hyderabadとカルナタカ州Bangaloreに近く開設、その後マハラシュトラ州のMumbaiもしくはPuneにも設け、主に法人や教育機関の急増する需要に応じる。同社の主要顧客には、IIT-Madras、Ford、Cognizant Technology Solutions、Ashok Leyland、Taj group of Hotelsが含まれると言う。