【ニューデリー】昨年(2002-03)のパーソナル・コンピュータ(PC)販売は目覚ましい復調を見、特にデスクトップPCの販売台数が230万台と、前年の11%の落ち込みとは対照的な37%の成長を記録した。
エコノミック・タイムズが7月11日報じたところによると、情報技術製造業者協会(MAIT:Manufacturers' Association for Information Technology)のVinnie Mehta常務理事(ED)は、ITハードウェア産業の業績発表会の席上、以上の統計数字を披露した。それによるとIT消費は昨年下半期に顕著な回復を見た。法人部門、取り分けテレコム、銀行、金融、製造、IT対応サービス部門等における垂直的なIT消費の拡大が、PC販売の復調につながった。
IT市場は2003-04年にも18%の成長が見込まれ、PC販売台数は270万台を突破する見通しと言う。