SEAnews 2003-07-14 ArtNo.31554

【ニューデリー】Samsung India Electronics Ltd(SIEL)は2003年12月期年度に2800クロー(US$5.97億)の売上げ実現を目指している。
ビジネス・スタンダードが7月10日報じたところによると、ＳＩＥＬの今年上半期(2003/1-6)の売上げは昨年同期比69％増の1215クロー(US$2.59億)をマークした。この内消費者用電子製品(consumer electronics)部門の売上げが全体の60％に相当する729クロー(US$1.555億)で、残りの40％は家電製品(home appliances)部門により占められた。
上半期のカラー・テレビジョン(CTV)販売は昨年同期比116％増の69万台、中でもフラットＴＶの販売は同275％増の15万台をマークした。通年ではＣＴＶ120万台(内ﾌﾗｯﾄTV32万台)の販売を目指している。上半期の冷蔵庫販売は昨年同期比55％増の18万台をマークした。この他洗濯機販売は同70％増、電子レンジは同82％増、エアコンは同81％増、をそれぞれ記録した。
ＳＩＥＬは9日、ハリヤナ州Gurgaonに床面積4000平方フィートのショールーム“Samsung DigitAllhomes”をオープンした。ショールームには、プラズマ・テレビジョン、ＤＶＤプレーヤー、プロジェクション・テレビジョン、Planoデジタル・フラット・テレビジョン、その他のサムスン製テレコム製品や各種家電製品が陳列されている。SIELはこれまでにターミールナド州Chennai、アンドラプラデシュ州Hyderabad、マハラシュトラ州Pune、New Delhi、パンジャブ州Chandigarh、ウッタルプラデシュ州Allahabad にSamsung DigitAllhomesを設けており、2、3ヶ月中にはハリヤナ州Panchkulaに新店舗をオープンする。
SIELのR Zutshi取締役によると、Samsung DigitAllhomesは、既存のブランド・ショップ“Digital Plazas”25店を補完するもので、後者の店舗数も今年末までに50店に拡大されると言う。