2003-07-11 ArtNo.31544
◆ワークハーツ、英国CP Pharmaceuticalsを買収
【ムンバイ】マハラシュトラ州Mumbai拠点の地場製薬会社Wockhardt Ltd(WL)は英国企業CP Pharmaceuticalsを1085万ポンド(US$1600万)で買収、最大の英国子会社を有するインド製薬会社になった。
デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月9日伝えたところによると、以上の取引はインド製薬会社による海外企業の買収としても過去最大のもので、ワークハーツは一躍、英国におけるトップ10のジェネリック製薬会社になった。病院医薬品(hospital drug)、ジェネリクス、請負製造、輸出の4領域を中核とする、マンチェスター拠点のCP Pharmaceuticalsは、英国の国民健康保険National Health Service(NHS)認定の指導的サプライヤーで、年商3400万ポンド(US$4479万)。同社はまた複数の指導的国際製薬会社、バイオテクノロジー会社、投薬技術会社と請負製造契約を結んでおり、製品ライセンス225件を有する。このため大きな成長の潜在性を備えている。
ワークハーツのHabil F Khorakiwala会長によると、CP Pharmaceuticalsの買収により同社の英国におけるビジネス総額は5000万ポンドを超え、欧州連合(EU)市場開拓のための臨界質量を実現した。またワークハーツ・グループの年商は1100クロー(US$2.346億)に達し、内53%を海外売上げが占めることになると言う。
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