2003-07-11 ArtNo.31532
◆Jindal Vijayanagar、セメント・ビジネスに進出
【ハイデラバード】Jindal Vijayanagar Steel Ltd (JVSL)は、鉄鋼製造過程の副産物の有効利用を目指してセメント工場を設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月8日伝えたところによると、JVSLは株主に宛てた最近の回状の中で以上の計画を明らかにしている。それによると、同社が最近稼働させた年産157万トンの総合鉄鋼プラントの稼働率はほぼ100%に達した。JVSLは世界的に最低コストの鉄鋼会社に数えられるが、鉄鋼生産過程で生じる副産品や廃棄物の有効利用を通じて一層のコスト削減を図る。現在同社は生産過程で生じた約5万トンの顆粒状スラグを様々なセメント会社に販売しているが、社内でセメントを生産するならその付加価値は膨大な額に上る。
一方、鉄鋼生産の主要原料に数えられるコークスは昨年2倍に値上がりした。このため主要原料を合理的価格で調達することも当面の主要課題と言う。
|