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1995-09-14　ArtNo.3153

【バンコク】タイ政府は12日の閣議で南部国境におけるセメント輸出を暫定的に禁止する方針を決めた。
商業省国内取引部がこの日発表したところによれば、これは南部地区におけるセメント不足を解消するのが目的。今日同地区の年間需要は317万トンに達するのに対して、同地区唯一のサイアム・セメント工場の生産量は210万トンに過ぎない。目下国内の他の地区から毎日2000トンのセメントが南部に輸送されているが、雨季のため輸送量を維持するのが困難になっている。
一方、隣国マレーシアの建設業者は50キロ詰めセメント1袋の通常価格130－140バーツに40バーツを上乗せして、タイ製セメントを輸入していると言う。(BD,BT:9/13)

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