2003-07-09 ArtNo.31523
◆Sasken、NECにFOMA端末用コンポーネント納入
【バンガロール】カルナタカ州Bangalore拠点の通信機器関連ソフトウェア・ソリューション会社Sasken Communication Technologies Limited(SCTL)は、NEC向けに次世代FOMA端末用マルチメディア・コンポーネント技術を提供する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月5日、SCTLのステートメントを引用し伝えたところによると、新納入契約はNECが第3世代携帯電話e606及びe808モデルに採用したSCTL製マルチメディア・プレーヤーが成功したのに伴うもの。SCTLがNECに納入したマルチメディア・プレーヤーは、全てのMP4ファイルに対応している。これにはMPEG-4 video、MPEG-4 AAC audio、AMR speechが含まれる。
SCTLのColin Aitken副社長(マーケッティング)によると、NEC向けメディア・プレーヤーや他のデベロッパー向けマルチメディア・コーデック・コンポーネントの開発経験は、世界の指導的携帯端末サプライヤーに幅広いアプリケーションを提供する同社の能力を補強するのに役立った。
MPEG-4メディア・プレーヤーは、SCTLのモバイル・メディア・コーデック・エンジン及びマルチメディア・アプリケーションの1つで、この他同社は、3G 324 Mビデオ・フォーン端末やMMSクライアンツを提供している。後者は3GPPリリース4仕様に対応していると言う。
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