2003-07-04 ArtNo.31495
◆ITグループ、対中ハードウェア輸出の可能性研究:IT相
【ニューデリー】インド政府は、バジパイ首相の訪中の成果を踏まえ地元コンピュータ企業の代表から成るグループを組織、中国にハードウェア製品を輸出する可能性を研究する。
デカン・ヘラルドが7月2日報じたところによると、Arun Shourie情報技術・通信・政府持分処分相は1日催された新切手発行記念記者会の席上以上の消息を語った。それによると情報技術省は地元ハードウェア専門家のグループを組織し、インド企業がハードウェア領域においても優れていることを、中国企業に紹介する。首相の今回の北京訪問は、中国市場の開拓を望むインドIT企業家の間に興奮を生じさせた。インドのハードウェア企業と中国のハードウェア企業は競争関係に有るが、インドはソフトウェア領域では、アジアの他の国々に先行しており、中国に製造拠点を設けている外国企業にソフトウェア・ソリューションを提供することができる。
インド企業はまた中国において大規模経営を体験することができる。中国はコンピューター・ハードウェアの世界的リーダーで、昨年の中国のIT市場規模はハードウェアだけで250億米ドルを超えた。これに対してインドのソフトウェア産業は1999年の40億米ドルから現在の500億米ドルに成長した。ソフトウェアの輸出額は100億米ドルに達すると言う。
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