SEAnews 2003-07-04 ArtNo.31491

【ムンバイ】Bajaj Auto Ltd (BAL)の6月のモーターサイクル販売台数は8万2239台と、昨年同月の6万8965台に比べ19.2％増加した。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダードが7月2日、ＢＡＬのステートメントを引用し伝えたところによると、今年第1四半期(2003/4-6)のモーターサイクル販売台数は、付加価値税(VAT)の導入やトラック業者のストライキの影響で4月の販売が不調だったにも関わらず、昨年同期比11.2％の増加を見た。
エグゼクティブ及びプレミアム・モデルの、モターサイクル販売全体に占める比率は、Caliber 115の好調な売れ行きに支えられ、昨年同期の27％から48％に拡大した。なおカワサキの125ｃｃワールド・バイクは、6月からマハラシュトラ州Aurangabadの工場で商業生産が開始された。
しかし、6月のスクーター販売台数は、昨年同月の3万3004台から2万866台に減少した。
今年6月の二輪車販売台数は10万3105台と、昨年同月の10万1969台を1.1％上回った。しかし今年第1四半期の二輪車販売台数は昨年同期の32万7048台から30万2580台に7.5％減少した。
第1四半期の三輪車販売台数は昨年同期比3.2％増の4万5002台を記録した。しかし二輪／三輪車の合計販売台数は昨年同期比6.2％減の34万7582台にとどまった。第1四半期の二輪／三輪車輸出は昨年同期比82.6％増の3万4089台をマークした。
工場とサプライ・チェーン管理の合理化計画の一環として、ディーラーに対する売掛金の回収期間はこれまでの10日以上から3日に短縮された。同社はゼロ・クレジットを目指し、一層の努力を重ねている。また既存ディーラー430店の内、パフォーマンスの芳しくない約50店を新ディーラーに入れ替えた。