2003-06-30 ArtNo.31469
◆Vimta、チェンナイ市内に15臨床検査ラブ設置計画
【チェンナイ】アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のVimta Labs Limited (VLL)は、タミールナド州Chennai市内に向こう1年間に臨床検査ラブ15を設ける計画だ。
ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月27日報じたところによると、これは今会計年度に8クロー(US$171万)を投じて実行する拡張計画の一環。最近、Voluntary Health Services (VHS)と提携し、3クローを投じVimta VHS Research Centreをチェンナイ市内に設けたVLLは、やはりチェンナイ市のTicel Biopark内に4クロー(US$85万)を投じバイオテック・ラブを設ける。
VLLのS P Vasireddi会長兼MDは、Vimta VHS Research Centreの落成式の席上、以上の計画を明らかにした。同氏によると、インドにおける臨床検査(clinical diagnostic)ビジネスの規模は2000クロー(US$4.266億)と見積もられるが、その内僅か10%が組織部門の有資格なラボラトリーにより手がけられている。
チェンナイ市内における検査サンプルの70%は、目下のところチェンナイ市外のラボラトリーにより検査されている。検査サンプルを遠方に持ち運び検査するのは、臨床学的に賢明な措置とは言えない。このためチェンナイ市内には大きなビジネス機会が存在する。
VLLは臨床検査ラブを指導的専門病院と合弁で設立することができ、また病院や医院の密集地に独自に設けることもできる。
チェンナイ市内におけるVHSとの提携は、生化学、血液学、免疫学、組織病理学領域における専門検査需要に応じることを目指している。Vimta VHS Research Centreの業務は、臨床参考調査サービス(clinical reference laboratory services)や生物学的同等性調査(bioequivalence studies)等の急成長領域をカバー、VHSやチェンナイ市内の他の病院のサンプル検査を引き受ける。同センターには50床の臨床薬理学病棟が設けられるが、第1期プロジェクトでは内26床が稼働すると言う。
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