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2003-06-30 ArtNo.31466
◆国営石油開発会社ONGC、今年の資本支出US$34.55億
【ムンバイ】国営石油ガス開発会社Oil and Natural Gas Corporation (ONGC)は、今会計年度、前年の1万1000クローを47%上回る1万6200クロー(US$34.55億)の資本支出を行い、探査活動と生産活動には各4000クロー(US$8.53億)を投じる。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月27日、ONGCのSubir Raha会長兼MDの記者会見の談話を引用し伝えたところによると、掘削活動には1700クロー(US$3.626億)、研究開発(R&D)活動には300クロー(US$6399万)が投じられ、また完全出資子会社ONGC Videshのために6200クロー(US$13.22億)が割り当てられる。
インド国内企業の中で初めて1万クロー(US$21.33億)の大台を突破する純益を計上したONGCは、次期会計年度の純益を1万200クロー(US$21.755億)と見込んでいる。政府が近く発表するものと予想されるガス価格の見直しが実現すれば、同社は大きな恩恵を享受する見通しだ。
ONGCは近く南部にガソリンスタンド2店をオープン、小売りビジネスに参入するが、政府は同社に1000店の小売店網を設けることを認めている。Raha会長は、今会計年度中に1、2店をオープン、向こう5年間には1100店を設けるとし、小売りビジネスの成長に大きな期待を表明した。最近支配権益を取得したMangalore Refinery and Petrochemicals Ltd (MRPL)の製品を含め全ての製品はONGCブランドで販売される。MRPLの製品の改善(500クロー)やデボトルネッキング(250クロー)には750クロー(US$1.6億)が投資される。MRPLの昨年の稼働率は60%にとどまったが、今年は100%の稼働が目指されている。
Rasgasから購入する液化天然ガス(LNG)に関しては、北部の同社顧客は1MMBTU当たり4米ドルを支払う意向を示している。何れにしても競争他社の製品価格とマッチした価格が設定され、他社が1MMBTU当たり4米ドルを下回る価格を設定するなら、同社もより低い価格をオファーすると言う。
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