2003-06-30 ArtNo.31464
◆Jindal Iron、122万株をCitigroup子会社に分与計画
【ムンバイ】Sajjan Jindal氏に率いられるJindal Iron & Steel (Jisco)は、7月4日の取締役会において、額面10ルピーの優先株122万株をCitigroup Global Investments傘下のCVC Internationalに分与する問題を協議する。
ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月28日JISCOのステートメントを引用し報じたところによると、CVCは1株115ルピー、合計1億4030万ルピー(US$299万)で、JISCOの2.78%のシェアを取得する。同取引価格はインド証券取引局(SEBI)のガイドラインに基づいて設定されたもので、分与はSEBI登録の外国機関投資家Citicorp Banking Corporation, Bahrainを通じて行われる。
CVCはある種の少数権益保護を求めているが、この種の保護は、4.8%以上の権益取得者にのみ適応される。このためCVCは公開市場における買い付けを通じその持分をさらに4.8%に引き上げる。同保護はCVCの持分が4.8%を下回った際、もしくは投資から5年後の、何れか早い方の時期に失効する。
JISCOのRaman Madhok重役(MD補兼CEO)によると、CVCは最大5%のシェアを握り、JISCO取締役会の代表権を取得することを目指していると言う。
この日催されたJISCO年次総会で明らかにされたところでは、今年第1四半期の同社の鉄鋼生産は13万トン、売上げは450クロー(US$9598万)、輸出額は340クロー(US$7252万)に達する見通し。通年の売上げは2200クロー(US$4.69億)、同輸出額は1500クロー(US$3.199億)と予想されている。
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