2003-06-30 ArtNo.31459
◆三星電子、7月にフラット・スクリーンPCモニタの製造開始
【ニューデリー】韓国Samsung Electronics(三星電子)が完全出資するSamsung Indiaは、2003年7月までにハイエンド・フラット・スクリーンPC(パソコン)モニタのインドにおける製造を開始する。
インディアン・エクスプレスが6月27日報じたところによると、同社は現在19インチTFT液晶表示板(LCD)モニタを製造、ハイエンドのフラット・スクリーンPCモニタ及びテレビジョン(TV)モニタは、海外のグループ製造拠点から輸入している。三星電子のSyncMasterブランド・モニタは現在49%のシェアを占め、市場をリードしている。
三星電子のインド情報技術(IT)ビジネス部門は、DVDドライブ/CD-ROMドライブ/CDライター/ハード・ディスク/キーボード/マウス等の販売も手がけているが、モニタ売上げがIT製品売上げ全体の約45%を占めている。三星電子のIT主任Sonal Anand氏によれば、インドからのモニタの月間輸出量は現在の7000ユニットから今年末までに1万4000ユニットに拡大される。ハイエンド・モニタのモニタ販売全体に占めるシェアはユニット数で8%、額で27%を占めている。これらにはSyncMaster 171S/191T/152S/1200NF/1100P/955DF/955Bが含まれ、TFT液晶モニタの成長も著しいと言う。
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