2003-06-27 ArtNo.31452
◆IOC、US$15億ポリプロピレン・クラッカー建設計画
【ニューデリー】国営Indian Oil Coporation (IOC)は7000クロー(US$14.93億)を投じ2006-07年までにナフサ・クラッカーとそれに付随したポリマー・コンプレックスを建設、また別個にポリプロピレン・プラントも設ける計画だ。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月25日報じたところによると、IOCのM.S. Ramachandran会長兼MDは24日記者会見し、以上の計画を明らかにした。それによると事業化調査は完了しており、これによりIOCは、年間70万~80万トンのエチレン製造能力を備えることになる。同コンプレックスは南部か西部に設ける計画で、最終決定は、投資計画が承認された後48ヶ月以内に下される。同プロジェクトを通じIOCは国内第2の石油化学会社になる。
IOCは目下、ハリヤナ州Panipatにパラキシレンと高純度テレフタル酸(PTA)の製造施設を建設中で、Panipat製油所とウッタルプラデシュ州のMathura製油所から原料としてheart-cutナフサが供給される。
|