2003-06-27 ArtNo.31442
◆JSPL、銀行各行とUS$1.17億拡張計画協議
【ニューデリー】O P Jindal Group傘下のJindal Steel and Power (JSPL)は、見積もりコスト550クロー(US$1.173億)の事業拡張計画に向け、State Bank of India(SBI)、Punjab National Bank(PNB)、Canara Bankと、借款協議を開始した。
エコノミック・タイムズが6月25日報じたところによると、JSPLのSushil Maroo副社長(法人金融担当)はPTI通信に以上の消息を語った。それによると、借入額は275クロー(US$5865万)で、SBI、PNB、Canara Bankを含む既存取引銀行との商談を開始した。またSBI Capital Markets Ltdに財務評価を、M. N. Dastur & Company (P) Ltdに技術面の事業化調査を、それぞれ委ねた。同拡張計画により、JSPLの年商は2005-06年までに2000クロー(US$4.266億)を突破する見通しだ。基礎工事は既に開始されており、借款協議は4ヶ月以内に妥結するものと見られる。2段階の拡張工事を通じ、JSPLの海綿鉄製造能力は130万トンに、発電能力は255MW(メガワット)に、それぞれ拡張され、工事は2005年9月までに完了する。
第1期工事には375クロー(US$7998万)が投じられ、2005年3月までに完成する。これにより海綿鉄の製造能力は33万トン、発電能力は25MW、それぞれ拡大される。第2期工事には175クロー(US$3732万)が投資され、海綿鉄と電力の生産能力がほぼ同レベル拡張される。
JSPLはまた金利コストを2002-03年の9.5%から今年は8%に引き下げることを目指している。
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