2003-06-23 ArtNo.31419
◆デルフィ、Munjalグループ企業を部品納入業者に指名
【ニューデリー】General Motors傘下の自動車部品及びシステムのグローバル・サプライヤー、Delphi Automotive Systems Ltd (DASL)は、Munjalグループの自動車部品子会社Omax Autoを、ピストン・ロッド及びシート・メタル・パーツの納入業者に指名した。
インディアン・エクスプレスが6月20日伝えたところによると、Hero HondaのBrijmohan Lal Munjal会長に率いられる年商425クロー(US$9065万)のOmaxは、南インド拠点のSundaram Clayton等、他のアジアのトップ自動車部品会社との競争に勝ち同契約を獲得した。
Delphiは、自動車部品製造業者協会(ACMA:Automotive Component Manufacturers Association of India)代表団が今月初に米国を訪問した際、インド自動車部品会社と1億米ドル以上の契約の詰めを行った。Delphi Indiaが2005年までに輸出する計画の3億5000万米ドルの自動車部品の内、約2億5000万米ドルは地元サプライヤーから調達する。
Delphiはまた一部の自動車コンポーネントや部品の製造業務を米国からカルナタカ州Bangalore/ハリヤナ州Gurgaon/ウッタルプラデシュ州Noidaに移転する計画だ。こうした中でOmaxもバンガロールに製造拠点を設けることを検討しており、ピストン・ロッドとシート・メタル・パーツ以外の自動車部品を納入する問題についてDelphiと交渉を続けている。
現在、Delphi Indiaは、AG Industries/Jay Bharat Maruti/Johnson Matthey India/Sundaram Clayton/NRB Bearings/Super Auto Forge等から自動車部品の納入を受けている。
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