【チェンナイ】インドは再生可能なエネルギーのシェアを10%ほど拡大、2012年までに1万MW(メガワット)の電力を代替ソースから得ることを目指している。
エコノミック・タイムズが6月20日伝えたところによると、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)が19日主催したグリーン・パワーに関する第2回全国会議/展示会の開幕式の席上、M Kannappan非伝統エネルギー担当国務相は、以上の目標を明らかにした。それによると以上の目標を実現するには6000億ルピー(US$127.97億)の民間/外国直接投資(FDI)が必要とされ、再生可能エネルギー領域のビジネス潜在性は200億米ドルに達する。
CIIのインドにおける再生可能エネルギーに関する報告書によると、既存の国内発電キャパシティー10万8000MWの内、7万5000MWがハイ・コストで、環境に有害な火力発電で占められている。10億の人口を有するインドが安定した成長を遂げ、エネルギー需要を満たすには、こうした状況を改善する必要があると言う。