1995-09-14 ArtNo.3141
◆<星>スイスに続き世界第2の優良投資地:BERI
【シンガポール】米国拠点のリスク調査会社BERI(ビジネス・エンバイアランメント・リスク・インテリジェンス)は今年とこの先5年間の投資スポットとしてシンガポールを世界第2位にランクした。
BERIが7月に発表した最新レポートによれば、シンガポールは技能・教育レベル全般にわたる人手不足と単位コストの上昇にも関わらず、アジア最良の事業インフラに加え、誠実で有能な政府の存在により、多国籍企業を引き寄せ続けている。シンガポールの今年上半期の外人投資約定は総額21億Sドルと、堅調な伸びを見せ、業務の拡張とアップグレードを主とする米企業の投資がほぼ半ばを占めた。今年の年間約定は過去最高を記録した昨年の58億Sドルを上回る見通しだ。BERIレポートはまた、年内に総選挙が実施され、人民行動党(PAP)が81議席中78議席を獲得すると予想している。(ST,BT:9/13)
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