2003-06-20 ArtNo.31406
◆Jindal Steel and Power、海綿鉄製造能力を2倍に拡大
【ムンバイ】Jindal Steel and Power Ltd (JSPL)は約550クロー(US$1.173億)を投じ、2004-05年までに海綿鉄の製造能力を2倍に拡大する。
インディアン・エクスプレスが6月17日伝えたところによると、JSPLのV Gujral副社長兼CEOは同紙に以上の計画を語った。それによると必要経費は内部資金と借入で賄う。チャッティースガル州Raigarhの工場に新設備を増設、液体金属(liquid metal)の日産量は約25万トンに拡大される。既存のキリン6基に4基が増設される。1基当たりの日産量は約500トン。これにより発電能力も約50MW(メガワット)拡張される。JSPLは最近、Raigarh工場に各25MWのスチーム・タービン発電機2基を据え付ける40クロー(US$853万)の契約をBharat Heavy Electricals Ltd (BHEL)に発注した。この他、近くアーク炉(electric arc furnace)を1基増設する。
JSPLは今年は5~6%の成長実現を目指しており、他社に先駆け中・大型製品カテゴリーのH型鋼柱(flange columns)やH型鋼(parallel beams)の生産も開始する。このほどドゥバイから輸出注文を獲得したJSPLは、今後その製品品目を一層拡大する計画だ。
また約50クロー(US$1066万)を繰り上げ返済したJSPLは、残る約100クロー(US$2133万)の債務も向こう2乃至3ヶ月内に返済する方針と言う。
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