【コルカタ】企業や家庭向けデジタル・ビデオ・ソリューションの提供を手がける米国拠点のPinnacle Systems Incは、“Pinnacle Wedding Pro 5”やその他の製品を投入し、インド市場の開拓に本腰を入れる。
インディアン・エクスプレスが6月18日伝えたところによると、ピナクルのKrishan Sanghiインド亜大陸担当マネージャーは、同紙に以上の消息を語った。それによると、インドにおける四半期売上げは100万米ドル前後で、毎四半期30~35%の成長を見ている。
Edition Pro 5の改良版、Pinnacle Wedding Pro 5は、インドの結婚習慣をベースにした300以上の特殊効果を提供する。これに対しEdition Pro 5は広告代理店、メディア企業、法人組織等のプロフェッショナルを対象にしている。両製品は、何れも今月初にインドで発売された。ハイエンド・ソフトウェアの価格は5万9000ルピー(US$1258)前後。
ピナクルは、トレーニングやディーラー・サポート付きの一般にも手の届くソフトウェアを投入し、ホーム・ビデオ・セグメントを開拓することも計画している。同セグメントのソフトウェアは3000ルピーで提供でき、ディーラーがボードのインストルを支援する。しかし特別な訓練は必要としない。またパソコン(PC)にボードを組み込むことを望まぬ顧客には、ポータブル・ソリューションを用意している。例えばボード組み込み式のDeluxeの他に、外付けのMovieBox DVを既に発売している。同社は一般家庭のみならず、医師、警察、軍、研究機関等への売り込みも目指していると言う。