【ニューデリー】今年5月の乗用車販売台数は5万5166台と、昨年同月の3万9150台に比べ41%アップ、主要メーカーは何れも目覚ましい成長を達成した。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが6月17日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の発表を引用し報じたところによると、5月の販売台数は前月の4万2506台に比べても30%の増加を見た。SIAMは、新年度予算において消費税が8%カットされたことが、こうした急成長の主因としている。今会計年度に入って以来2ヶ月(2003/4-5)の累積販売台数は9万7672台と、昨年同期の7万2345台を35%上回った。
乗用車市場のリーダーMaruti Udyog Ltd(MUL)の5月の乗用車販売台数は昨年同月比52.7%増の3万894台、Hyundai Motor Indiaのそれは同14.7%増の8900台、Tata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)は同192.3%増の8755台、Honda Siel Carsは同44.1%増の1198台、General Motorsは同38.7%増の889台、Daimlerchryslerは113%増の130台を記録、同カテゴリーでは新参のToyota Kirloskarも885台を販売した。
しかしFord Indiaのそれは昨年同月比28.4%減の1133台、Fiat Indiaは同65.8%減の1204台、Hindustan Motorsは同22.4%減の1178台にとどまった。