2003-06-18 ArtNo.31393
◆D-Link、Gigabyteと提携しゴアにマザーボード製造施設計画
【ハイデラバード】ネットワーキング製品や周辺装置の製造も手がける、ネットワーク・ソリューション・プロバイダー、D-Link India Ltd(DLIL)は、台湾拠点のGigabyteと提携し、Goaにマザーボードの組み立てラインを設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月14日伝えたところによると、DLILのPrabodh Vyas取締役は、アンドラプラデシュ州Hyderabadで催されたセミナー“NetIPVision 2003”の会場で記者団に以上の計画を語った。それによると、最近買収した遊休工場を利用して今年末からマザーボードの製造を開始する。プロジェクトの当初コストは約4クロー(US$85万)。これにより同社のマザーボード製造能力は現在の月間2万5000ユニットから4万ユニットに拡大する。
マザーボードの組み立て製造に乗り出す理由の一つは、市場の動向に遅れをとらないこと。最近は、益々多くの機能がマザーボード自体に組み込まれるようになっており、こうした動向は同社にとって極めて重要である。
また益々多くのインド企業が地元製品を利用するようになっている。同社は現在、Life Insurance Corporation(LIC)に対し、後者のネットワーキング・プロジェクトのために約1万5000ユニットのマザーボードを納入しつつある。またアンドラプラデシュ州では電子政府プロジェクト関連の様々な契約を獲得していると言う。
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