2003-06-18 ArtNo.31391
◆来年2月にUS$85億電力設備市場展示会“Elecrama”開催
【ニューデリー】年間4万クロー(US$85.31億)の電力・電気設備市場を保持するインドは、電気機器の製造ハブとして浮上しつつある。インド電気・電子製造業者協会(IEEMA:Indian Electrical and Electronics Manufacturers Association)は、2004年3月3日から同17日の間にこうした製品の数々を紹介する初の展示会“Elecrama”を開催、電気製品輸出を促進する計画だ。
エコノミック・タイムズが6月15日、IEEMAのステートメントを引用し報じたところによると、Bharat Heavy Electricals (Bhel)、Bhartiya Cutler Hammer、Crompton Greaves、Larsen & Toubro等の地元企業の他、ABB、Alstom、Siemens、Schneider等の外国企業の出展が予想されている。インド政府は2020年までに発電能力を2倍に拡大することを目指しており、電力設備産業の急成長が見込まれる。インドの10万MWの電力産業は、世界的にも最大規模の送配電網を備えている。
地元の電気設備・機器会社は、Central Power Research Organisation、Central Manufacturing Technology Institute、Electrical Research and Development Association等の組織の支援下に、電力部門の急成長に乗じ、その業務を拡張する見通しと言う。
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