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2003-06-18 ArtNo.31389
◆Bajaj一族、紛争間もなく決着?
【ムンバイ】スワデシ覚醒組織(Swadedshi Jagran Manch)主催者S. Gurumurthy氏の仲介によりBajaj一族の内紛は友好的決着を見る見通しだ。
ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズが6月15日報じたところによると、公認会計士も務めるGurumurthy氏はPTI通信のインタビューに「自分はファミリーの友人として仲介したまで」と語った。
Bajaj Auto Ltd(BAL)のRahul Bajaj会長兼MDとその従兄弟Shekhar/Madhur/Niraj3氏を中心とする主流派と、グループからの離脱を図るBajaj会長の弟、Shishir氏とその子息Kushagraha氏を中心とする一派は、後者が保持するグループの旗艦BALの持分(6%)評価を巡り確執して来た。
一族内部の消息によれば、Shishir氏グループは、当初BALの6%の持分を手放す代償として550クロー(US$1.173億)を要求していたが、今ではかなり穏やかな姿勢に変化している。交渉は依然継続されており、妥結していないが、外遊中のRahul Bajaj氏が来月初に帰国した際には、和解が成立するものと見られる。昨年は、双方話し合いの席につくこともしなかったが、今では少なくとも共にに意見の相違を克服し、解決策を見いだすべく努力している。その他の問題、例えばBajaj Bhavan等の不動産の処遇も今後話し合われるものと見られる。
Gurumurthy氏は、双方の意見の相違をどのように調整したか、詳細を明らかにしようとしないが、「紛争は終わった」と語った。Gurumurthy氏によると、両派は昨年9月に同氏に接触し、仲介の労をとるよう依頼した。紛争の内容に関してGurumurthy氏は「ファミリー合弁事業にはつきものの、誰が何を得るかと言うことにつきる」と語った。
Gurumurthy氏の以前には、Nationalist Congress Party(NCP)のSharad Pawar党首やファミリーの友人Dhirajlal Mehta氏が両派の仲介を試みたが成功しなかった。
ビジネス・スタンダードが6月13日に伝えたところによると、消息筋は「全ての問題は6月6日に決着した」と語った。それによると近く両派により調印されるアレンジの下、Shishir氏は、同氏が直接管理するグループ企業中の、他の親族の持分を買い取り、また直接管理せぬグループ企業の同氏持分を売却する。最終的にRahul会長に率いられる主流派は、Shishir氏側に差し引き400クロー(US$8531万)近くを支払うことになる見通しと言う。
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