1995-09-13 ArtNo.3138
◆<泰>コンパック/エイサー、異なる市場戦略採用?
【バンコク】発足僅か1年でノートブック、デスクトップ、サーバーの各市場で売上トップに立ったコンパック・コンピュータ・タイランド(CCT)はビジネス・ユーザーをターゲットに引き続き市場開拓に力を入れる方針だ。
CCTのピラポン重役(MD)によると、今日同社の顧客の70%は企業で、タイにおけるホーム・ユーザーは市場全体の15%にとどまるものと見られる。同社は現在ホーム・ユーザー市場でも約25%のシェアを占めていると言う。またピラポン氏によると目下タイ市場はアジア太平洋市場におけるコンパックの売上で、シンガポールに次ぐが、来年初までにはタイがトップに立つ見通しと言う。
これに対してライバルのエイサーはホーム・マーケット開拓に努力を集中している。エイサーSVのアナポル上級副社長は、タイのホーム・マーケットは急成長を遂げており、来年は市場全体の30%を占めると予想している。(BD:9/11)
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