2003-06-16 ArtNo.31375
◆LG、Ranjangaon工場に5年内にUS$1億投資
【プネー】LG Electronicsは、マハラシュトラ州Pune近郊Ranjangaonに設ける新工場に向こう5年間に500クロー(US$1.07億)を投資する計画だ。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダードが6月12/13日伝えたところによると、LG Electronics IncのS.S. Kim副会長は新工場の“bhoomi poojan ceremony(起工式)”後、以上の消息を語った。LGにとってウッタルプラデシュ州Greater Noidaの既存工場に次ぐインド第2の新工場は、2004年10月までに稼働し、350リッターの大型冷蔵庫やプロジェクション・テレビジョン等のハイエンド製品を製造する。また2006年までにハイエンド製品のための新生産ラインを増設、ハンドセット製品の製造も開始する。新工場はマハラシュトラ州Mumbai港にも近いため、輸出ハブとしても機能、初年度に3000万米ドル、その後5年間に3億米ドルの輸出売上げを目指す。LG Electronics India Pvt Ltd(LGEI)は既に香港、オーストラリア、シンガポールにその製品を輸出しており、目下アフリカ市場に照準を合わせている。
50エーカー以上の土地をカバーする新工場では、この他カラー・テレビジョン、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、カラー・モニター等が製造され、従業員は当初の2000人から2010年末までに5000人に増員される。
一方、韓国のTom el Chung総領事がこの日語ったところによると、韓国企業は、これまでにインドにおける346件のプロジェクトに合計26億米ドルを投資した。韓国はハードウェアの生産国と見なされて来たが、今や100人の学生を当地に派遣、インドからソフトウェア開発技術を学んでいると言う。
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