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2003-06-16 ArtNo.31373
◆年初2ヶ月の鉄鋼製品輸出40%アップ
【ニューデリー】今年初2ヶ月(2003/4-5)の鉄鋼製品輸出は60万トン以上と、昨年同期に比べ40%以上成長した。
ビジネス・スタンダードが6月13日報じたところによると、昨年同期には鉄鋼完成品40万トンと半完成品3万トンが輸出された。
国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)の今年初2ヶ月の鉄鋼製品輸出は昨年同期の7万4000トンから20万トン以上に拡大した。Essar Steel Ltd(ESL)のそれも同期に激増したが、同社は具体的数字をまだ明らかにしていない。
鉄鋼省のJP Singh次官補(joint secretary)によると、これまでのところ健全な成長基調を辿っているが、世界的に在庫水準が上昇し、値下がりが生じるなら今後成長が鈍化する可能性が有る。インド鉄鋼産業の主要市場は引き続き中国と米国で、この他、アフリカと東南アジアにかなりの量が輸出されている。中国と東南アジアの需要が現状レベルを保つなら、インドの鉄鋼輸出も健全な成長を維持できる。しかし世界的に鉄鋼生産が約8.6%増加する中で、国際価格は向こう数ヶ月間に下降するものと予想されると言う。
またアナリストらは、中国の輸入割当が昨年とほぼ同レベルに維持されたことから、実際の輸入は昨年を下回る可能性があると見ている。これまで国際価格をリードして来た中国の輸入は、在庫が急増する中で既にスローダウンしつつある。加えてインドの対米鉄鋼輸出が急増したことから、米国が輸入規制を一層強化する可能性も予想される。
昨年(2002-03)の鉄鋼業界の収益は、輸出の35%の成長に支えられたが、アナリストらは、今年は、インフラ事業と住宅産業に牽引され、依然高水準な価格を保っている国内市場に鉄鋼会社が再度目を向けるものと予想している。
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