2003-06-16 ArtNo.31372
◆Rahul氏、Bajaj Auto持分を鉄鋼会社Mukand債務の抵当に?
【ムンバイ】スチール・メーカー、Mukand Ltdの債権者とプロモーターは、法人債務再編計画の合意点を見い出すべく交渉を進めている。
インディアン・エクスプレスが6月13日、金融機関筋の消息として報じたところによると、Mukand会長を務めるRahul Bajaj氏は、再編パッケージの一環として個人保証に代え、グループの旗艦Bajaj Auto Ltd (BAL)の個人的持分から50クロー(US$1066万)相当のシェアを抵当として差し出すものと予想され、加えてプロモーターは、再編計画の前提条件としてMukandに50クローの新資金を注入することを認めるものと見られる。
MukandのNiraj Bajaj重役(MD)は、この点に関してプロモーターが50クローの新資金を注入することを認めたが、Rahul会長がBAL持分を抵当として差し出す問題に関しては、プロモーターは如何なる個人保証も認めていないと、きっぱり否定したと言う。
再編パッケージはMukandの委託を受けてKPMGが立案したもの。Mukundは2002年3月期に銀行・金融機関に対し1209.62クロー(US$2.58億)の負債を負うており、内、1118.86クローは担保付き、90.76クローは無担保ローン。
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