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1995-09-13 ArtNo.3135
◆<馬>Airod、部品製造に進出準備
【クアラルンプル】エアクラフト・インスペクション・リペアー・オーバーホール・デポ(Airod)は先ず航空機部品の製造に進出した後、最終的に航空機の製造も手掛ける方針だ。
Airodの30%の権益をロッキード社から買収したDZJJ Sdn Bhdのジャマルディン・ジャルディス会長がサイド・ハミド・アルバル国防相とともにAirod社を視察後語ったところによると、Airodは政府と空軍への依存を抜けだし、新たな市場を開拓する必要がある。域内市場の開拓に関しては、フィリピン、インドネシア、米国市場からスタートすることができる。また高付加価値の部品製造業務への進出が可能で、同社は目下南アフリカ、欧州、米国、西アジアの潜在的パートナーと協議を進めている。しかし航空機そのものの製造に乗り出すのはなお2~3年先のことになると言う。
これまでAirodに49%出資してきたロッキード社はDZJJ社に30%、マレーシアン・ヘリコプター・サービシズSdn Bhd(MHS)に19%のシェアを売却、今後は技術援助契約に基づいてAirodに支援を提供することになった。これによりAirod社の主要株主の持ち株比率は、MHSが53%、DZJJが30%、大蔵省傘下のエアロスペース・インダストリー・オブ・マレーシア(AIM)が17%となった。(MBT:9/12)
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